夢真ホールディングスの第2四半期は、主力の建築技術者派遣事業が好調に推移し、大幅増収増益

■今通期連結業績予想の達成はますます確実なものとなる

 夢真ホールディングス<2362>(JQS)は、建築技術者派遣事業を主力として、エンジニア派遣事業なども展開している。18年9月期第2四半期は、主力の建築技術者派遣事業が好調に推移し、大幅増収増益となった。

 第2四半期連結業績は、売上高193億38百万円(前年同期比33.2%増)、営業利益25億87百万円(同100.5%増)、経常利益25億57百万円(同86.9%増)、純利益18億71百万円(同127.4%増)であった。

 建設技術者派遣事業の業績は、売上高143億92百万円(同32.0%増)、セグメント利益25億20百万円(同72.6%増)と大幅増収増益。

 エンジニア派遣事業は、売上高47億60百万円(同38.8%増)、セグメント利益2億81百万円(同53.5%増)とこちらも大幅増収増益。

 その他の事業は、主に建設及び製造業各社への人材紹介及びベトナム現地の人材を求めている日本企業への採用支援サービスの提供等を行っている。売上高は2億24百万円(同8.6%減)、セグメント利益△1億28百万円(前年同期△2億76百万円)となった。

 第2四半期の通期業績予想に対する進捗率は、売上高49.6%(前年同期47.6%)、営業利益57.5%(同54.6%)、経常利益56.8%(同55.5%)、純利益64.5%(同57.6%)となっていることから、今通期連結業績予想の達成はますます確実なものとなってきている。

 ちなみに、今通期連結業績予想は、売上高390億円(前期比27.8%増)、営業利益45億円(同90.5%増)、経常利益45億円(同85.7%増)、純利益29億円(同103.4%増)と14年9月期の最高益を大きく上回る見込み。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る