オロは第1四半期の大幅増益など好感され4ヵ月ぶりに上場来の高値

株式市場 銘柄

■4月末からTOPIX算出対象になり主な株価指数の上昇傾向も追い風の見方

 オロ<3983>(東1)は14日、2日続けて大幅高となり、後場寄り後は12%高の2825円(299円高)前後で推移し、今年1月以来、約4ヵ月ぶりに上場来高値を更新している。クラウドERPや企業向けシステムソリューションの提供などを行い、11日に発表した第1四半期の連結決算(2018年1月~3月)が前年同期比で売上高が34.4%増加し、営業利益は同87.5%増加し、大幅な増益が連日注目されている。

 今期・18年12月期の連結業績見通しは据え置き、売上高は前期比16.7%増の45.6億円、営業利益は同6.9%増の9.2億円、純利益は同10%増の6.3億円、1株利益は76円07銭。

 3月26日に東京証券取引所マザーズ市場から東京証券取引所市場第一部へ市場変更され、4月末からTOPIX(東証株価指数)の算出対象になった。このところ、主な株価指数のジリ高傾向が続き、TOPIXは14日午前、取引時間中としては2月7日以来の1800ポイント台を回復したため、株価指数連動型のファンドによる組み入れ需要が強まっているとの見方が出ている。(HC)

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