【株式市場】日経平均は3ヵ月半ぶりの大台に乗り一服模様だが好業績株などを一本釣り

株式

◆日経平均は2万3000円72銭(1円65銭安)、TOPIXは1810.16ポイント(3.59ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億6201万株

 22日(火)前場の東京株式市場は、NYダウが大幅高(298.20ドル高の2万5013.29ドル)となったものの、その主因とされた米中貿易摩擦に関する懸念の後退ムードは日本株の場合21日に織り込んだとの見方があり、日経平均は朝方の29円30銭高(2万3031円67銭)を上値に一進一退を続けた。前引けは1円65銭安(2万3000円72銭)。TOPIXも小安い。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 インソース<6200>(東1)がセクハラ防止研修など脚光とされて高い。日経平均の3ヵ月半ぶり2万3000円台回復、NYダウの2ヵ月ぶり2万5000ドル台回復を受け、平均株価ベースでは目先的に一服するとの見方があり、このためか材料株や好業績株が一本釣り的に買われる雰囲気が台頭。幸和製作所<7807>(JQS)は韓国からの大口受注が注目されてストップ高。グローバルウェイ<3936>(東マ)は今期の黒字転換見通しなどが注目されて2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億6201万株。売買代金は1兆564億円。1部上場2083銘柄のうち、値上がり銘柄数は1049銘柄、値下がり銘柄数は932銘柄となった。(HC)

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