レカムが続伸幅を拡大、業績拡大や海外展開など注目される

株式市場 銘柄

■中国株式市場への子会社上場の準備も着々と進展

 レカム<3323>(JQS)は23日、続伸幅を広げて出直りを強め、10時にかけて9%高の316円(26円高)まで上げている。情報通信機器販売やBPO(アウトソーシング受託)事業などを展開し、第2四半期の連結業績(2017年10月~18年3月累計)は、売上高が前年同期比24%増加し、営業、経常利益も同2倍となり、各々この期間として最高を更新。上場企業の決算発表ラッシュが一巡し、好業績の銘柄を改めて評価し直す動きに乗っている。

 第2四半期決算は5月14日に発表し、売上高、各利益とも第2四半期累計期間としては連続最高を更新した。9月通期の見通しも同様に最高を更新する見込みとする。中国やベトナムなどでの展開が急で、中国子会社「レカムビジネスソリューションズ(大連)株式有限公司」の中国での株式上場に関する審査が18年4月に完了し、7~8月頃にも実現する方向になっている。(HC)

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