【株式市場】円高や米国の自動車関税の引上げ検討など受け日経平均は一時299円安

株式

◆日経平均は2万2439円54銭(250円20銭安)、TOPIXは1778.58ポイント(17.73ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億2204万株

 24日(木)前場の東京株式市場は、米FOMC(連邦公開市場委員会)の議事録要旨の公開を受けてNYダウは続伸したものの、米金利が低下したためドル安・円高になり、日経平均は68円安で始まった後も軟調に推移。また、トランプ大統領が自動車関税の引き上げの検討を発表したと伝わり、日経平均は11時にかけて299円80銭安(2万2389円94銭)まで下押した。前引けは250円20銭安(2万2439円54銭)。TOPIXも安い。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 JCRファーマ<4552>(東1)が23日に通常の決算説明会とともに研究開発に関する説明会も開催したとされて値上がりし、マネーフォワード<3994>(東マ)は仮想通貨に関する事業子会社の設立が注目されて高い。ファンドクリエーショングループ<3266>(東マ)は民泊運営管理システム大手との提携が注目されて急伸。

 東証1部の出来高概算は7億2204万株。売買代金は1兆1814億円。1部上場2083銘柄のうち、値上がり銘柄数は437銘柄、値下がり銘柄数は1552銘柄となった。(HC)

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