【株式市場】値上がりした業種は2業種にとどまり日経平均は大幅続落

株式

◆日経平均の終値は2万2437円01銭(252円73銭安)、TOPIXは1775.65ポイント(21.66ポイント安)、出来高概算(東証1部)は15億3924万株

チャート14 24日後場の東京株式市場は、引き続きトランプ大統領が自動車関税の引き上げの検討を発表したとの報道などが重荷になり、トヨタ自動車<7203>(東1)は一段軟化して値下がり率を3%台に広げ、日経平均も14時過ぎに323円14銭安(2万2366円60銭)まで下押した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 後場は、シード<7743>(東1)が6月末の株式3分割への期待などから一段と強い相場になり、ヨネックス<7906>(東2)は中期計画が注目され全体相場の下げに逆行高。ビープラッツ<4381>(東マ)は前3月期の完全黒字化と今期の大花増益見通しへの評価が再燃とされて急伸。

 東証1部の出来高概算は15億3924万株(前引けは7億2204万株)。売買代金は2兆6060億円(同1兆1814億円)。1部上場2083銘柄のうち、値上がり銘柄数は445(同437)銘柄、値下がり銘柄数は1568(同1552)銘柄。また、東証33業種別指数で値上がりした業種は前引けと同じく2業種(医薬品、陸運)にとどまった。(HC)

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