ハピネットは調整一巡感、19年3月期営業・経常増益予想
- 2018/5/29 08:32
- 株式投資ニュース
ハピネット<7552>(東1)は玩具事業を主力として、映像音楽事業、ビデオゲーム事業、アミューズメント事業も展開している。19年3月期営業・経常増益予想である。株価は調整一巡感を強めている。反発を期待したい。
■玩具事業を主力に映像音楽やビデオゲームも展開
バンダイナムコグループで、玩具事業を主力に映像音楽事業、ビデオゲーム事業、アミューズメント事業も展開している。
■19年3月期営業・経常増益予想
19年3月期の連結業績予想は、売上高が18年3月期比16.4%増の2300億円、営業利益が4.0%増の50億円、経常利益が2.1%増の48億円、純利益が20.6%減の32億円としている。
売上高は2桁増収予想である。18年3月に星光堂から承継した音楽・映像商材の卸売事業も寄与して、映像音楽事業が大幅伸長する。営業利益と経常利益は18年3月期に比べて伸び率が鈍化するが増益予想である。純利益は受取賠償金が一巡して減益予想である。
■株価は調整一巡感
株価は年初の高値圏2200円近辺から反落して水準を切り下げたが、1400円台で下げ渋り、調整一巡感を強めている。5月28日の終値は1473円、今期予想連結PERは約10倍、時価総額は約354億円である。反発を期待したい。