藤商事は19年3月期大幅減収減益予想だが調整一巡感
- 2018/5/30 08:20
- 株式投資ニュース
藤商事<6257>(JQ)はパチンコ・パチスロ機の中堅メーカーである。19年3月期は販売台数が減少して大幅減収減益予想である。株価は急伸した3月高値から反落したが調整一巡感を強めている。
■パチンコ・パチスロ機の中堅メーカー
パチンコ・パチスロ機の中堅メーカーである。スマホ向けゲームアプリのデジタルコンテンツ事業は18年3月「23/7 トゥエンティ スリーセブン」の配信を開始した。
■19年3月期は大幅減収減益予想
19年3月期の連結業績予想は、売上高が18年3月期比27.4%減の380億円、営業利益が55.6%減の20億円、経常利益が52.8%減の20億円、純利益が48.5%減の13億円としている。
パチンコ、パチスロとも販売台数が減少して大幅減収減益予想である。パチンコは第2四半期以降、新規則機を順次投入予定である。パチスロは新規則機に対する市場の需要動向を踏まえて適時投入予定である。
■株価は調整一巡感
株価急伸した3月高値1583円から反落して水準を切り下げたが、1200円台で下げ渋り、調整一巡感を強めている。5月29日の終値は1246円、今期予想連結PERは約22倍、時価総額は約304億円である。週足チャートで見ると52週移動平均線近辺で下げ渋る形だ。