【株式市場】イタリア国債急落など受け日経平均は4月18日以来の2万2000円割れ

株式

◆日経平均は2万1958円01銭(400円42銭安)、TOPIXは1733.35ポイント(28.50ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億2204万株

チャート14 30日(水)前場の東京株式市場は、イタリアでユーロ圏からの離脱も争点とする再選挙の可能性が出てきたことや同国の国債の急落が伝えられ、NYダウの急落を受け、日経平均は306円安で始まったあと9時30分にかけて426円78銭安(2万1931円65銭)まで下押した。前引けも400円42銭安。2万2000円割れは、取引時間中としては4月18日以来。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 中で、任天堂<7974>(東1)はゲーム機好調などが言われて個別に高く、ハウスドゥ<3457>(東1)は6月末の株式分割が材料視されて逆行高。JFEシステムズ<4832>(東2)はJFEエンジニアリング(非上場)が地域新電力「ところざわ未来電力」を設立したことなどが連想材料視されて高い。アルファポリス<9467>(東マ)も6月末の株式分割が材料視されて高い。

 東証1部の出来高概算は8億560万株。売買代金は1兆3210億円。1部上場2084銘柄のうち、値上がり銘柄数は239銘柄、値下がり銘柄数は1791銘柄。また、東証33業種別指数で値上がりした業種は任天堂<7974>(東1)の存在感が大きい「その他製品」1業種にとどまった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る