住友大阪セメントが戻り高値を更新、自社株買いなど好感

株式市場 銘柄

■取得上限は発行株数の4.93%、同時に2.64%1100万株の消却も発表

 住友大阪セメント<5232>(東1)は31日、大きく出直って始まり、取引開始後に9%高の524円(42円高)まで上げて戻り高値を更新。2月2日以来の520円台復帰となった。30日の取引終了後、自己株式の取得(自社株買い)、自己株式の消却を発表。株式価値の向上策が好感されている。

 自社株買いは、取得上限株数2000万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.93%)、上限金額120億円。期間は2018年5月31日から同年9月28日まで。また、自己株式の消却は、6月15日付で1100万株(消却前の発行済株式総数に対する割合2.64%)を消却するとした。(HC)

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