リコーリースが高い、24期連続増配の見込みで業界取扱⾼2ヵ⽉ぶり増加など好感

株式市場 銘柄

■4⽉のリース取扱⾼は⼯作機械、⼟⽊建設機械など好調で前年同⽉⽐2.6%増加

 リコーリース<8566>(東1)は31日、朝高のあと再び上値を追い、11時を過ぎて3625円(50円高)まで上げて本日の現在高となっている。今期・19年3月期の配当を10円増配の年80円の見込みとし、24期連続増配になることや、公益社団法人・リース事業協会が5月29日発表したリース統計(2018年4月)が2ヵ⽉ぶりの増加に転じたことなどが言われている。

 同協会による2018年4⽉のリース取扱⾼(リコーリースのHPより)は4247億円、前年同⽉⽐2.6%増となり、2ヵ⽉ぶりの増加に転じた。機種別にみると、⼯作機械(13.0%増)、⼟⽊建設機械(10.7%増)が2ケタの増加を⽰したほか、情報通信機器(8.2%増)、輸送⽤機器(9.0%増)、商業及びサービス業⽤機器(1.2%増)がそれぞれ増加を⽰した。⼀⽅、事務⽤機器(9.2%減)、産業機械(14.6%減)、医療機器(14.7%減)がそれぞれ減少を⽰した。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る