【株式市場】来週の米FOMC控え円高になり日経平均は4日ぶりに反落

株式

◆日経平均は2万2694円50銭(128円76銭安)、TOPIXは1781.44ポイント(7.57ポイント安)、出来高概算(東証1部)はSQ算出が加わり9億6745万株

チャート6 8日後場の東京株式市場は、来週前半に予定される米国のFOMC(連邦公開市場委員会)などが意識されて円高気味になり、個別物色の色彩が強まり、日経平均は13時過ぎに128円76銭安(2万2694円50銭)まで軟化した。証券会社の積極的な投資判断が続いたTDK<6762>(東1)などは高いが、TOPIXなど主な株価指数は軟調で、日経平均は4日ぶりに反落した。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 後場は、第2四半期の業績見通しを増額したシーイーシー<9692>(東1)が一段高となりストップ高を継続。ソケッツ<3634>(東マ)は「同期歌詞情報自動生成システム」の開発が注目されて急伸。ユビキタス<3858>(JQS)は電源オフ状態から約2秒で起動するWiーFiモジュールを村田製作所(6981)と共同で開発したと伝えられストップ高。

 東証1部の出来高概算は先物、オプションのSQさbb出にかかわる売買が加わり16億1057万株(前引けは9億6745万株)。売買代金は2兆9207億円(同1兆7564億円)。1部上場2085銘柄のうち、値上がり銘柄数は822(同904)銘柄、値下がり銘柄数は1163(同1089)銘柄。

 また、東証33業種別指数は9業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位は、その他製品、陸運、サービス、電力・ガス、小売り、水産・農林、倉庫・運輸、保険、ガラス・土石、となった。(HC)

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