オハラはストップ高、第2四半期の大幅増益と通期見通し増額を好感

株式市場 銘柄

■主な移動平均を突破し1月からの調整基調に転機が訪れるとの見方も

 光学ガラスなどのオハラ<5218>(東1)は15日、買い気配のまま9時30分前にストップ高の2719円(500円高)に達し、10時にかけてまだ売買が成立していない。14日の取引終了後、2018年10月期・第2四半期の連結決算(2017年11月~18年4月累計)と10月通期見通しの増額修正を発表。通期の営業利益の見通しを従来予想比50%増額して27.0億円の見込み(前期比では57.4%の増加)などとした。

 通期の連結純利益の見通しも従来予想を50%増額して24.0億円の見込み(前期比では58.6%の増加)とし、1株利益は98円66銭の見込みとした。

 ストップ高の水準は23%高。値がつけば、これまでなだらかに下降してきた25日移動平均や75日移動平均を一気に上抜くことになり、18年1月以降の調整基調に転機が訪れる可能性が言われている。(HC)

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