三井住友FGなど大手銀行株が後場一段軟調、日銀「現状維持」と伝えられる

株式市場 銘柄

■最近は金利上昇が好材料とされマイナス金利継続など影響の見方

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は15日の後場、もみ合いの水準を前場に比べて一段切り下げ、13時30分を過ぎては658.2円(11.8円安)前後で推移。また、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)も前場に比べて水準を一段切り下げ、4522円(47円安)前後となっている。みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)も一段軟調。

 正午頃、日銀の金融政策決定会合(14~15日)の結果が伝えられ、「金融緩和策を維持」(NHKニュースWEB6月15日12時13分)とされたことが影響したとの見方が出ている。このところの銀行株は、債券利回り上昇などの金利上昇が好材料になる場面が増えているとされる。「短期金利は、2年前導入したマイナス金利政策を継続し、日銀が金融機関から預かる当座預金の一部に適用する金利をマイナス0.1%で据え置き」(同)と伝えられた。(HC)

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