【株式市場】米FOMCで円高のため日経平均は反落だが新規上場3銘柄は好調

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万9418円38銭(126円10銭安)、TOPIXは1571.35ポイント(11.11ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億89万株

チャート11 19日前場の東京株式市場は、円相場が昨日夕方に比べて2円以上も円高の119円台に入ったため模様ながめ気分があり、朝方は株価指数の先物主導で日経平均が一時231円78銭安(1万9312円70銭)まで反落した。しかし米FOMCの結果はNY株の227ドル高が示したように企業活動にとってはプラスとされ、トヨタ自動車<7203>(東1)は10時頃に一時軟化した程度で回復して堅調続伸となった。

 公示地価の発表を受けてや三井不動産<8801>(東1)などが堅調で、任天堂(7974)と提携のディー・エヌ・エー<2432>(東1)は2日連続ストップ高。上場記念配のエクストリーム<6033>(東マ)、マグネシウム電池の防災製品の倉元製作所<5216>(JQS)などが活況高。

 ◆本日は新規上場銘柄が3銘柄
 ・ヒ ューマンウェブ(3224、東証マザーズ、売買単位100株)はオイスターバーなどを展開し、9時19分に公開価格1800円に対し10%高の2010円で売買が成立した。
 ・エスエルディー(3223、JASDAQ、売買単位100株)はカフェダイニングやライブハウスを展開し、9時33分に公開価格1650円の15%高の1903円で売買が成立した。
 ・ショーケース・ティービー(3909、東マ、売買単位100)は買い気配のまま売買が成立せず、前引けは公開価格1800円を70%上回る3060円の買い気配だった。

 東証1部の出来高概算は12億89万株、売買代金は1兆5543億円。1部上場1870銘柄のうち、値上がり銘柄数は398銘柄、値下がり銘柄数は1339銘柄となった。

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