ユナイテッド&コレクティブは戻り歩調、19年2月期大幅増益予想
- 2018/6/22 06:34
- 株式投資ニュース
ユナイテッド&コレクティブ<3557>(東マ)は、鶏料理居酒屋「てけてけ」を主力として首都圏中心に飲食チェーンを展開している。19年2月期は新規出店効果などで大幅増益予想である。なお19年2月末から株主優待制度を新設する。株価は戻り歩調だ。
■鶏料理居酒屋「てけてけ」が主力
首都圏中心に、鶏料理居酒屋「てけてけ」を主力として、和食料理屋「心」やハンバーガーショップ「the 3rd Burger」など、複数業態の飲食チェーンを展開している。店内仕込・調理と外部委託のバランスを追求して生産性向上を図るPISP戦略を特徴としている。18年2月期末時点の店舗数は69店舗である。
■19年2月期大幅増益予想
19年2月期の非連結業績予想は、売上高が18年2月期比33.7%増の84億85百万円、営業利益が33.4%増の2億69百万円、経常利益が42.6%増の2億36百万円、純利益が32.8%増の1億31百万円としている。過去最高の新規出店(計画25店舗)効果、原価率改善効果などで大幅増収増益予想である。関西に初出店する。
なお株主優待制度を新設して19年2月末から実施する。1年超・1単元(100株)以上保有株主を対象として、保有株式数に応じて「お食事優待券」を贈呈する。初回の19年2月基準については半年以上保有株主を対象とする。
■株価は戻り歩調
株価(18年3月1日付で株式2分割)は、4月の直近安値1871円から急反発した後、3000円近辺でモミ合う形だが、戻り歩調に変化はないだろう。6月21日の終値は3100円、今期予想PERは約68倍、時価総額は約89億円である。
週足チャートで見ると26週移動平均線を突破した。また13週移動平均線が上向きに転じて先高観を強めている。出直りを期待したい。