CSPが連日高値、新幹線警備への期待強く貿易摩擦の影響薄との見方

株式市場 銘柄

■JR東日本が上位株主、業績は最高益更新基調

 CSP(セントラル警備保障)<9740>(東1)は22日、一段高で始まり、取引開始後に9%高の5160円(405円高)まで上昇。上場来の高値を4日ぶりに更新した。

 上位株主がJR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東1)で、6月初旬に東海道新幹線内で発生した無差別死傷事件を受けて需要増加の期待が拡大。今朝の株式市場は米国を巡る貿易摩擦の拡大懸念などから日経平均が9時40分にかけて250円安となるなど、輸出関連株を中心に売り先行相場のため、こうした影響を直接は受けにくい銘柄として選別買いが入ったとみられている。業績も今期・19年2月期は営業利益などが最高を更新する見込み。(HC)

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