26日上場の国際紙パルプ商事は公開価格の31%高で初値のあとも堅調に推移

株式市場 IPO 鐘

■王子HDグループの紙類を国内外に販売

 26日、東証1部に直接新規上場した国際紙パルプ商事<9274>(東1・売買単位100株)は、子会社20社(国内8社、海外12社)及び関連会社12社(国内9社、海外3社)により構成され、主要仕入先である王子ホールディングス<3861>(東1)グループ内の製紙会社等より仕入れた紙類を国内外に販売することを主要業務とし、ほかに紙製品の加工業、不動産の賃貸業等を展開する。

 買い気配で始まり、9時56分に公開価格344円を30.8%上回る450円で初値が付き、その後470円まで上昇。10時30分を回っては400円前後で売買をこなしている。

 会社発表の今期・2019年3月期の業績見通し(連結)は、売上高が前期比1.4%増の3828憶3500万円、営業利益が同4.9%減の22億4600万円、純利益は同25.5%減の18億1300万円、1株利益は25円19銭。配当は10円00銭(前期比2円増)。(HC)

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