27日上場のアイ・ピー・エス(IPS)は買い気配のまま公開価格の45%高(10時30分現在)

株式市場 IPO 鐘

■フィリピンなどでの通信事業や在留フィリピン人の人材事業を展開

 27日に新規上場となった上場のアイ・ピー・エス(IPS)<4390>(東マ・売買単位100株)は、同社(株式会社アイ・ピー・エス)とフィリピンの連結子会社4社で構成し、「海外通信事業」「フィリピン国内通信事業」「国内通信事業」「在留フィリピン人関連事業」「医療・美容事業」の5事業を展開する。在留フィリピン人関連事業は、在留フィリピン人の人材紹介・人材派遣業務が主軸。

 買い気配で始まり、10時30分を過ぎては買い気配のまま公開価格3900円の45%高の5670円で推移し、まだ初値はついていない。

 会社発表の今期・2019年3月期の業績見通し(連結)は、売上高が前期比14.6%増の61億700万円、営業利益が同2.1%増の9億2100万円、純利益は同15.5%増の5億5500万円、1株利益は247円52銭。

 公開価格はPER15.8倍になり、参考銘柄としては、フォーバルテレコム(9445)のPER13倍前後などが挙げられている。(HC)

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