大正製薬HDは発展的な提携解消など注目され2日ぶりに上場来高値を更新

株式市場 銘柄

■業績も拡大傾向が続き純利益は5期ぶりに最高を更新の見込み

 大正製薬ホールディングス<4581>(東1)は27日の後場、13時を過ぎて1万3300円(370円高)前後で推移し、2日ぶりに上場来の高値を更新している。今期・2019年3月期の連結純利益が5期ぶりに最高を更新する見込みである上、7月末をもって、同社と富士フイルムHD<4901>(東1)、富山化学の3社間の提携のうち、大正富山医薬品株式会社および富山化学に関する資本提携関係を発展的に解消することなども材料視されている。

 今3月期の連結純利益の見通しは前期比75%増の555億円、1株利益は694円62銭。株価はPER19倍台になり、もっと高く買われても不自然ではないとの見方が出ている。(HC)

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