【株式市場】好業績株や材料株が個別に物色され日経平均は34円高を上値に一進一退

株式

◆日経平均は2万1684円27銭(32円77銭安)、TOPIXは1688.11ポイント(5.14ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億9729万株

<本日上場のキャンディルは公開価格の53%高で初値>

チャート6 5日(木)前場の東京株式市場は、全般に様子見姿勢が強い印象になり、イオン<8267>(東1)が第1四半期(3~5月)の売上高最高、営業利益最高などで上げるなど、好業績株や材料株が個別に物色された。日経平均は9時30分頃の34円46銭高(2万1751円50銭)を上値に一進一退となり、10時30分にかけては92円03銭安(2万1625円01銭)まで軟化。前引けも32円77銭安だった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JQ平均も安い。

 中で、任天堂<7974>(東1)関連株と位置付けられる平和紙業<9929>(東2)大村紙業<3953>(JQS)が急伸し各々ストップ高。サンコーテクノ<3435>(東2)はJR東日本が羽田空港と都心を結ぶ羽田直結鉄道の工期の見通しを10年と見積もって発表したことなどが材料視され、シルバーライフ<9262>(東マ)は業績拡大への期待が強く高値に接近。

 5日、新規上場となったキャンディル<1446>(東マ・売買単位100株)は10時39分に公開価格1180円を53%上回る1800円で初値がつき、高値は1850円、前引けは1560円。

 東証1部の出来高概算は5億9729万株。売買代金は8793億円。1部上場2096銘柄のうち、値上がり銘柄数は452銘柄、値下がり銘柄数は1552銘柄となった。(HC)

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