【銘柄フラッシュ】四半期業績好調のテクノアルファなど高く和心は上場来の高値
- 2018/7/5 17:03
- 株式投資ニュース
5日は、東証1部の値上がり率1位に東京個別指導学院<4745>(東1)の10.8%高が入り、4日発表の第1四半期決算が注目されて後場もジリ高基調を続けて出直り幅を拡大。
2位は三機サービス<6044>(東1)の10.1%高となり、4日、集計中の5月決算の見通しの増額修正を発表し、一時約2か月半ぶりに2000円台を回復。
3位はイオンディライト<9787>(東1)の9.8%高となり、4日発表の第1四半期決算が注目されて戻り高値を更新。
平和紙業<9929>(東2)はストップ高の18.8%高となり、大村紙業<3953>(JQS)もストップ高の26.0%高。ともに天堂<7974>(東1)のゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」を応用した「Nintendo Labo(ニンテンドーラボ)」に用いる紙製品に関連すると位置づけられている。任天堂は0.7%高と反発。
ビート・ホールディングス・リミテッド<9399>(東マ)は9.2%高となり東証マザーズの値上がり率トップ。新株予約権の譲渡や新たな持ち主を巡る思惑などで5月初から6月中旬にかけて5倍近くに急騰し、その後急落しており、アヤ戻しの域を出ないとの見方。和心<9271>(東マ)は4.1%高だが貿易摩擦の影響から遠い位置にある銘柄とされて一段高となり上場来の高値を更新。
フジタコーポレーション<3370>(JQS)は先の路線価発表により地元・北海道の地価にも明るい兆しが見えてきたとされて14.4%高。テクノアルファ<3089>(JQS)は第2四半期決算の黒字転換などが注目されて9.6%高となった。(HC)