【Newsで一枚】「うかい」の大工原正伸社長

■「100年続く店づくり」を掲げ今年12月で50周年、商圏1万キロ構想打ち出す

11月28日(金)、東京証券会館でうかい<7821>(JQ・売買単位100株)の大工原正伸社長は、2015年3月期・第2四半期決算と今後の展望について説明した。1964年12月に東京の奥高尾に創業店「うかい鳥山」を開店して今年で創業50周年を迎える。現在、八王子市内に4店舗、東京23区に5店舗、神奈川県に3店舗の高級和洋食レストランを展開している。ほかに、製菓事業と文化事業も展開している。第2四半期は、前年同期比0.3%増収、営業損益では3900万円の赤字(前年同期は利益2億2200万円)だった。天候不順、原材料価格や人件費の増加、新店「銀座kappou」の開業費、50周年記念関連費用、株主優待制度の充実に伴う引当金などが利益面に影響した。下期は回復を予想、今3月期通期では売上が前期比1.3%増の121億8100万円、営業利益1億9400万円(前期比49.5%減益)、1株利益7.0円、配当は年15円継続の見通し。大工原正伸社長は、『利は人の喜びの陰にあり』を基本理念に、創業以来、『100年続く店づくり』を店舗理念に掲げ、さらに、今後は(1)人にやさしい店づくり、(2)商圏1万キロ、(3)うかいの余韻をご家庭にということで新規商品の開拓~に取組んで行きますという。

平成28年12月には海外初となる台湾でリージエントグループのホテルに出店する。2014年4月にオープンした『銀座kappou』は同社の新たな業態の柱として期待の高い店舗で年商2億5000万円を掲げている。

訪日外国人客が増加しているが、同社店舗への外国人来店客数比率は今年10月は8.0%(今年7月4.9%)と大きくアップしている。

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