井筒屋が急伸、第1四半期の経常利益82%増加など注目される

株式市場 銘柄

■通期見通しは減益を据え置くが株価は大きく出直る

 井筒屋<8260>(東1)は11日、急伸して始まり、取引開始後に19%高の369円(59円高)まで上げて大きく出直った。10日の取引終了後に第1四半期の連結決算(2018年3月1日~5月31日)を発表し、好感されている。

 第1四半期の連結売上高は前年同期比1%減少し、営業利益も同1%減少したが、経常利益は同82%増加した。3月から、スマホ決済アプリ「アリペイ」「ウィチャットペイ」を本店ならびに北九州空港店に導入し、中国からの訪日観光客の利便性を高めた。2月通期の業績見通しは据え置き、経常利益は前期比29%減の4.0億円、純利益は同70%減の2.0億円、1株利益は17円45銭。(HC)

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