【銘柄フラッシュ】リミックスポイントが急伸しカンロはホップの喉炎症効果が言われて活況高

株式市場 銘柄

 18日は、東証1部の値上がり率1位がエスケイジャパン<7608>(東1)となり、13日に発表した四半期決算の大幅増益や通期見通しの増額が好感されて18.3%高となり2日連続ストップ高。

 2位はライク<2462>(東1)の13.6%高となり、13日に発表した5月決算や今期見通しへの評価が再燃とされて戻り高値を大きく更新。

 3位はベクトル<6058>(東1)の11.4%高となり、13日に発表した第1四半期決算を評価し直すとされて劇的な急反発。

 リミックスポイント<3825>(東2)は20.5%高。仮想通貨交換事業(ビットポイント・ジャパン)を展開し、ビットコインが日本時間の18日未明に1時間足らずで600ドル上げて一時1ドル7400ドル台まで急伸と伝わったほか、テックビューロ(大阪市)がスマートフォン向け仮想通貨交換アプリの10月終了を発表と伝わり残存者利益も期待。

 カンロ<2216>(東1)はビールに使われるホップのエキスを使用した「体感型のど飴」などが注目され9.6%高。一部株式情報によると、喉(のど)の炎症を引き起こす「A群溶結連鎖球菌」にはホップが最も強い殺菌力を発揮するとか。

 ALBERT<3906>(東マ)は業績見通しの増額が好感されてストップ高の18.1%高。ブランジスタ<6176>(東マ)はスマホクレーンゲーム「神の手」25回目のアップデートを巡る米アップル社との見解の相違が楽観視されて急反発し12.6%高。

 エムティジェネックス<9820>(JQS)は大株主「森ビル」の時価が簿価の2倍以上との報道が材料視されて15.4%高の急伸。フューチャーベンチャーキャピタル<8462>(JQS)はストップ高の15.2%高。「サッカーの本田圭佑選手が米俳優ウィル・スミス氏と組み、月内にベンチャーファンドを設立」(日本経済新聞7月18日付朝刊)と伝わり、事業環境が大きく広がる可能性などが言われた。平山ホールディングス<7781>(JQS)は子会社合併による消費税等簡易課税差額収入(特別利益)が3億9千万円発生と発表済みで、予増純利益2.7億円(18年6月期見込み)規模の同社にとってはインパクトが大とされて動意を強め11.8%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る