【株式市場】消費セクターの一角が後場から下げ日経平均は軟化し5日ぶりに反落
- 2018/7/19 15:42
- 株式投資ニュース
◆日経平均の終値は2万2764円68銭(29円51銭安)、TOPIXは1749.59ポイント(1.62ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億660万株
19日後場の東京株式市場は、花王<4452>(東1)が取引開始後から急速に値を消して軟調に転換するなど、トイレタリー、化粧品関連株が下げ、米ゴールドマン・サックス証券のリポートが発端とされて全体相場の雰囲気を冷やす形になった。日経平均は13時頃から前日比で軟調に転じ、一時堅調になる場面もあったが弱もみ合いを続け、5日ぶりに反落した。東証2部指数は続伸したが、マザーズ指数、日経JQ平均は反落した。
後場は、任天堂<7974>(東1)が一段ジリ高傾向となり、
ミクシィ<2121>(東マ)の新作アクションゲーム「モバイルボール」(2018年冬に配信の予定)がニンテンドー3DSとスマートフォンの異なるデバイス間でもマルチプレイで遊べるとしていることなどが言われて反発幅を拡大。カヤック<3904>(東マ)はコマツ<6301>(東1)との協業が注目されて急伸。市進ホールディングス<4645>(JQS)は第1四半期決算が好感されて一段高となり終盤はストップ高。
東証1部の出来高概算は12億660万株(前引けは5億9702万株)。売買代金は2兆1958億円(同1兆225億円)。1部上場2102銘柄のうち、値上がり銘柄数は942(同1107)銘柄、値下がり銘柄数は1086(同859)銘柄。
また、東証33業種別指数は15業種(前引けは24業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、鉱業、海運、機械、銀行、空運、鉄鋼、証券・商品先物、電気機器、保険、などとなった。(HC)