バリューコマースが急伸、業績見通しなどの増額が好感される

株式市場 銘柄

■今12月通期の連結営業利益は34%増額して32.7億円の見込みに

 バリューコマース<2491>(東1)は23日、大きく出直って始まり、取引開始後に12%高の1943円(205円高)まで上げ、株式分割など調整後の上場来高値1963円(2018年7月2日)に迫った。20日の取引終了後、業績・配当見通しの増額修正を発表し、今期・18年12月通期の連結営業利益の見通しは従来予想を34%増額して32.7億円の見込み(前期比では47.1%の増加)とし、注目が再燃している。

 第2四半期累計期間(18年1~6月)に成果報酬型広告の「アフィリエイトマーケティング」、Yahoo!ショッピングのストア向けCRMツールの「STORE’sR∞(ストアーズ・アールエイト)」及びクリック課金型広告の「ストアマッチ」が期初想定よりも伸長し、前回予想値を上回る見通しとなったことなどが寄与する。12月通期の連結予想1株利益は67円63銭とした。(HC)

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