グリムスは6月高値に接近、19年3月期大幅増収増益予想、基準日7月31日で株式2分割
- 2018/7/24 06:45
- 株式投資ニュース
グリムス<3150>(JQ)は、省エネを提案するエネルギーコストソリューションカンパニーである。19年3月期大幅増収増益予想である。株価は自律調整一巡して6月高値に接近している。上値を試す展開が期待される。なお基準日7月31日(効力発生日8月1日)で1株を2株に分割する。
■エネルギーコストソリューションカンパニー
省エネを提案するエネルギーコストソリューションカンパニーである。電力基本料金削減コンサルティングやLED照明の販売を行うエネルギーコストソリューション事業、住宅用太陽光発電システムの販売やメガソーラーによる売電を行うスマートハウスプロジェクト事業、16年12月開始した小売電気事業を展開している。小売電気事業では低圧電力需要家向けに加えて、18年5月から高圧電力需要家向けも開始した。
中期経営計画では目標値として、21年3月期売上高148億40百万円、営業利益17億15百万円、経常利益17億36百万円、純利益10億93百万円を掲げている。
■19年3月期大幅増収増益予想
19年3月期の連結業績予想は、売上高が18年3月期比28.2%増の115億12百万円、営業利益が25.0%増の12億73百万円、経常利益が22.7%増の13億50百万円、純利益が20.9%増の8億50百万円としている。
新規顧客開拓などで小売電気事業が牽引して大幅増収増益予想である。高圧電力需要家向けの電力小売を開始した影響は精査中としている。好業績を期待したい。
■株価は自律調整一巡して6月高値に接近
株価は自律調整一巡して6月28日高値4280円に接近している。7月23日の終値は4100円、今期予想連結PER(18年8月1日付株式2分割前)は約28倍、時価総額は約239億円である。週足チャートで見ると13移動平均線がサポートラインだ。上値を試す展開が期待される。