アクアラインは19年2月期1Q大幅減益を嫌気した目先的な売り一巡
- 2018/7/26 06:15
- 株式投資ニュース
アクアライン<6173>(東マ)は「水道屋本舗」屋号の水回り緊急修理サービス事業を主力としている。19年2月期の利益は横ばい予想だが、配当は増配予想である。株価は第1四半期の大幅減益を嫌気して戻り高値圏から反落したが、目先的な売り一巡感を強めている。
■水回り緊急修理サービス事業が主力
「水道屋本舗」屋号の水回り緊急修理サービス事業を主力として、ミネラルウォーター事業も展開している。ミネラルウォーター事業では17年8月、アクアクララと業務提携している。
■19年2月期1Q大幅減益、通期利益横ばい予想、配当は増配予想
19年2月期連結業績予想は、売上高が18年2月期比17.3%増の61億65百万円、営業利益が1.0%増の3億89百万円、経常利益が0.8%減の3億83百万円、純利益が1.3%増の2億54百万円としている。
第1四半期は、売上高が前年同期比14.9%増の13億59百万円だったが、営業利益が57.9%減の33百万円、経常利益が57.3%減の33百万円、純利益が53.8%減の18百万円だった。水まわり緊急修理サービス事業は受注件数が順調に増加して14.4%増収だが、現場サービススタッフ数の増加や業務提携先への販売手数料の増加で65.9%減益だった。ミネラルウォーター事業は新規クライアントの獲得などで19.1%増収、30.5%増益だった。
通期ベースでも受注が順調に増加して2桁増収だが、人件費や広告宣伝費の増加で利益は横ばい予想としている。ただし配当予想は5円増配の年間25円(期末一括)としている。
■株価は目先的な売り一巡感
株価は第1四半期の大幅減益を嫌気する形で戻り高値圏の2800円近辺から急反落したが、2300円近辺で目先的な売り一巡感を強めている。7月25日の終値は2371円、今期予想連結PERは約19倍、時価総額は約48億円である。