キヤノンMJは過日の事件が過ぎ去る形で6%高、四半期決算を発表

株式市場 銘柄

■12月通期の連結業績見通しを小幅減額するが不透明感は後退

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)<8060>(東1)は26日、続伸基調で始まり、9時30分にかけて6%高の2406円(131円高)まで上げて戻り高値に進んでいる。25日の取引終了後に第2四半期の連結決算を発表し、7月上旬に「キヤノン系元社員逮捕、警視庁、8億円超詐取疑い」(日本経済新聞7月10日付夕刊)と伝えられ、キヤノンMJに出向中の出来事だったとされたため注目されていたが、「発表によって業績への不透明感は過ぎ去った」(市場関係者)との見方が出ている。

 12月通期の連結業績見通しを、プロフェッショナルセグメントの一部において進捗が当初計画より遅れていることなどにより全体に小幅減額修正した。(HC)

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