リコーリースは総取扱高、営業資産残高とも最高を更新し後場一段と強含む

株式市場 銘柄

■第1四半期の連結業績:売上高は9期連続増収となり最高を更新

 リコーリース<8566>(東1)は26日の後場、一段と強含み、13時にかけて3720円(80円高)まで上げて続伸幅を拡大している。25日の取引終了後に第1四半期の連結決算(2018年4月~6月)を発表し、売上高が前年同期比1.5%増の782.39億円と9期連続の増収で最高値を更新。注目が強まっている。

 第1四半期は、前期からスタートさせた3ヵ年中期経営計画(中計)の2年目に入り、中計で定めた事業成長戦略、および組織能力強化戦略のもと、注力分野に対する営業強化に加え、新規事業領域の開拓を図りつつ、営業資産利回りの改善を図った。

 この結果、当四半期は、総取扱高が前年同期比1.6%増加の1037億円、営業資産残高は前期末から152億円増加して8469億円となり、いずれも過去最高値を更新した。連結経常利益は同1.4%増加して43.87億円となった。

 3月通期の業績予想は期初に発表した数値を据え置き、売上高は前期比3%増の3135億円、経常利益は同2%増の167億円、純利益は増1%増の114億円、1株利益は365円19銭。売上高は最高を更新し、各利益は17年3月期の最高益に迫る見込みだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る