シャノンは相対的に逆行高、女性活躍推進法に基づく「えるぼし」最高位

株式市場 銘柄

■マザーズ上場から1年半を経過、将来的な業績寄与など注目される

 シャノン<3976>(東マ)は30日の後場、東証マザーズ指数が1.5%安となっている中で0.5%安の1604円(8円安)をはさむ気配値で始まり、相対的に逆行高となっている。

 企業のマーケティング課題に対し、マーケティングクラウドの提供やソリューションの企画・開発・販売、コンサルティング・アウトソーシングサービスの提供などを行い、2017年1月27日の東証マザーズ上場から、ちょうど1年半を経過。直近は、女性活躍推進法に基づく「えるぼし」の最高位認定を18年7月3日に取得したことなどが注目されている。

 「えるぼし」は、16年4月に全面施行された女性活躍推進法において、一般事業主行動計画の策定及び策定した旨の届出を行った企業のうち、一定の基準を満たし、女性の活躍推進に関する状況等が優良な企業について、厚生労働大臣の認定を受けることができる制度。

 認定を受けた事業主(企業)は、認定マーク(愛称「えるぼし」)を商品や広告、求人票などに使用することができ、女性の活躍を推進している事業主であることをアピールすることができる。その認定段階(3段階)の中で、最高位の「認定段階3」を取得したことは、人材確保の面でも格段に有利になることが予想され、将来的な企業業績への寄与・貢献は大きいとみられている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る