【株式市場】主力株など強く日経平均は取引時間中の高値を8日続伸

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万9754円36銭(194円14銭高)、TOPIXは1592.25ポイント(11.74ポイント高)、出来高概算(東証1部)は18億8567万株

チャート11 23日後場の東京株式市場は、為替がやや円高になり1ドル119円台に戻ったものの、トヨタ自動車<7203>(東1)は2日続けて上場来の高値に進んだまま堅調で6日続伸となるなど、全体に強さが目立ち、日経平均は後場寄り後に218円38銭高(1万9778円60銭)まで上げ、約15年ぶりの高値水準で取引時間中の高値を8日続けて更新した。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 高値更新はキヤノン<7751>(東1)などのほかキッコーマン<2801>(東1)ファーストリテイリング<9983>(東1)など広範囲におよび、エーザイ<4523>(東1)はアルツハイマー約を共同開発する米バイオジェン社の新薬治験動向に関する米紙報道やバークレイズ証券の投資判断を材料にストップ高。ミクシィ<2121>(東マ)は企業買収を好感して続伸し、ジェイテック<2479>(JQS)は信用取引規制が解除になり、飲食店のメニューの多言語化システムなどに再び期待が出てストップ高。

 東証1部の出来高概算は18億8567万株(前引けは9億7932万株)、売買代金は2兆4112億円(同1兆2330億円)。1部上場1874銘柄のうち、値上がり銘柄数は1228(同1213)銘柄、値下がり銘柄数は529(同520)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は27業種(前引けは30業種)となり、値上がり率上位の業種は、医薬品、鉱業、倉庫・運輸、輸送用機器、その他金融、卸売り、金属製品、空運、などとなった。

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