インテリジェント ウェイブは中期経営計画の売上目標105億円を2年前倒しで達成

■今通期は微増収ながら大幅増益を見込む

 インテリジェント ウェイブ<4847>(JQS)は、1日、18年6月期決算を発表した。売上高については、106億03百万円(前年同期比25.2%増)と中期経営計画の20年6月期の売上目標105億円を2年前倒しで達成するほど好調であった。

 しかし、利益面については、当期第3四半期に売上を計上した大型の開発案件が不採算化したため、営業利益5億47百万円(同22.0%減)、経常利益5億73百万円(同25.1%減)、純利益3億77百万円(同31.0%減)と減益となった。

 売上高に関しては、15年6月期までは60億円台の横ばいで推移していたが、16年より現社長が就任してから72億06百万円、17年84億69百万円と年間で10億円以上伸ばした。そして、18年は20億円以上伸び、100億円台に到達している。

 そして、今期19年6月期は、売上高107億円(前期比0.9%増)と伸びは少ないが、利益面では営業利益8億80百万円(同60.7%増)、経常利益9億円(同56.9%増)、純利益6億20百万円(同64.3%増)と大幅増益を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  2. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  3. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  4. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  5. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  6. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る