2日上場のイボキンは公開価格の20%高で初値つき上値を追う

株式市場 IPO 鐘

■産業廃棄物処理や金属類の再生資源化などを行う

 2日、新規上場となったイボキン<5699>(JQS・売買単位100株)は、ビルやプラント等建築物の解体工事を施工する「解体事業」、産業廃棄物収集運搬及び中間処理並びに再生資源販売を行なう「環境事業」、鉄・非鉄などの金属類のみを集荷して加工し製鋼原料などの金属系再生資源として製鋼メーカー等に納入する「金属事業」、の3つの事業セグメントを総合的に展開する。参考銘柄としては、エンビプロ・ホールディングス(5698)、要興業(6566)が挙げられている。

 9時36分に公開価格1930円を20%上回る2310円で初値がつき、その後2487円まで上げて売買をこなしている。公開価格はPER13.0倍になり、要興業(6566)のPER27倍前後などが意識されている。

 今期・2018年12月期の連結業績見通し(会社発表)は、売上高が前期比11.3%増の63.44億円、営業利益が同5.3%増の2.80億円、純利益は同1.5%減の1.97億円、1株利益は147円98銭。配当は24円を予定。(HC)

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