【引け後のリリース】与信管理などのリスクモンスターが「LINEスタンプ」発売
- 2015/3/23 18:33
- 株式投資ニュース
■マスコットキャラクター「リスモング」でモンスター事業への成長狙う?
与信管理サービスなどのリスクモンスター<3768>(JQS)は23日付で、2000年の同社設立以来のマスコットキャラクターである「リスモング」をスマートフォンなどの無料通話アプリ「LINE(ライン)スタンプ」として販売開始したと発表した。「LINE」サービス内の通貨であるコイン50枚(100円)と引き換えに1セット40種のスタンプが入手できるという。
発表によると、同社は2000年12月にインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始し、以来サービス分野を拡大し、現在は与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービスの3つを中核事業と位置づけ、事業展開している。本日発表の「LINEスタンプ」販売はこれらの中核3事業には含まれないようだが、「LINE」の世界では、カワイイといった評判が広がればモンスター事業に成長する可能性があるとされるため注目されている。
23日の株価は8.9%高の670円(55円高)と急伸し、2014年1月につけた昨年来の高値688円を更新した。同日の日本経済新聞朝刊で、今年度の零細企業の倒産件数が23年ぶりの低水準にとどまる見通しになる一方、全体の倒産件数に占める割合は調査開始以来最高の70%台に達する可能性があると伝えたことなどが注目された。