【株式市場】四半期決算発表を見て売り買い交錯し日経平均は高いがTOPIXなどは軟調

株式

◆日経平均の終値は2万2525円18銭(12円65銭高)、TOPIXは1742.58ポイント(9.51ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億9949万株

チャート5 3日後場の東京株式市場は、12時45分に四半期決算を発表した兼松<8020>(東1)が急動意となって上値を追い、13時に発表した住友商事<8053>(東1)日本水産<1332>(東1)も急伸。一方、13時30分に発表したトヨタ自動車<7203>(東1)は一時的に上げた後下げに転じ、14時に発表した三菱製紙<3864>(東1)は一段軟化。日経平均は一進一退を続け、大引けは堅調で反発したが、TOPIX(東証株価指数)、JPX日経400は安い。東証2部指数、マザーズ指数、日経JQ平均も軟調。

 エクストリーム<6033>(東マ)は人気シミュレーションロールプレイングゲーム「ラングリッサー」の中国展開が期待されて朝から気配値のままストップ高。大塚家具<8186>(JQS)は14時半過ぎに日経ビジネスオンラインが「自力再建困難に、身売り交渉大詰め」と伝えたことが言われて急伸しストップ高。

 東証1部の出来高概算は13億9949万株(前引けは6億7665万株)。売買代金は2兆3264億円(同1兆752億円)。1部上場2103銘柄のうち、値上がり銘柄数は435(同530)銘柄、値下がり銘柄数は1609(同1487)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は6業種(前引けは10業種)にとどまり、値上がり率上位の業種は、精密機器、石油・石炭、鉱業、輸送用機器、小売り、情報・通信、だった。(HC)

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