【株式市場】四半期決算発表銘柄が買われ日経平均は89円高を上値に強もみ合い

株式

◆日経平均は2万2562円10銭(54円78銭安)、TOPIXは1735.46ポイント(2.56ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増勢となり6億2943万株

チャート5 7日(火)前場の東京株式市場は、NTTドコモ<9437>(東1)が2日の四半期決算発表から連日高上昇し、6日発表のソフトバンクグループ<9984>(東1)も高く始まり、日経平均は堅調に始まった後も波状的に上げながら10時30分過ぎに89円14銭高(2万2596円46銭)まで上げた。前引けは54円78銭高(2万2562円10銭)。東証マザーズ指数も高い。半面、東証2部指数、日経JASDAQ平均は軟調。

 日本製鋼所<5631>(東1)が6日発表の四半期決算を材料にストップ高となり、同じくチャーム・ケア・コーポレーション<6062>(東2)も急伸。手間いらず<2477>(東マ)は6月決算と今期の見通しが注目されて急伸。大塚家具<8186>(JQS)は引き続き資本受け入れ先を巡る思惑などが交錯して反発。

 東証1部の出来高概算は6億2943万株。売買代金は9963億円。1部上場2103銘柄のうち、値上がり銘柄数は936銘柄、値下がり銘柄数は1041銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は17種となり、値上がり率上位の業種は、情報・通信、保険、鉱業、石油・石炭、鉄鋼、サービス、ゴム製品、機械、などとなった。(HC)

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