レカムはインド・ハリヤナ州グルガオン市に現地法人を設立することを決議

 レカム<3323>(JQS)は7日、海外法人事業のインド進出開始と、インド・ハリヤナ州グルガオン市に現地法人を設立することを決議した。

 同社グループは、中小企業に対して情報通信機器の販売、設置工事、保守、インターネットサービスの販売を主力事業として行うほか、LED照明などの環境関連商材の販売や電力の小売りを行う環境関連事業、BPO(顧客の業務プロセスの一部を受託する)事業、海外法人事業(海外拠点における環境関連事業やOA機器の販売等)を行っている。

 海外においは、中華人民共和国(上海市・大連市・広州市)、ベトナム社会主義共和国(ホーチミン市)、マレーシア(クアラルンプール市)、ミャンマー連邦共和国(ヤンゴン市)で法人事業を展開しているが、これらに続く新規進出拠点の候補としてインド・デリー周辺の調査を行ってきた。

■インドではLED照明や業務用エアコンの導入メリットは大きい

 その結果、インドは物価比較で相対的に電気料金が高く、かつ、電力供給の不安定さがあるという電力事情からLED照明や業務用エアコンの導入メリットは大きいということが分かってきた。また、インドの国策として全土でのLED照明の導入を打ち出しているが、導入はまだまだ進んでおらず、潜在的な需要は大きいといえる。

 こうした状況をふまえ、インド進出の準備を進め、商号登録や登記手続き、営業活動の許認可取得の目途がついたため、海外法人事業のインド進出を決議した。

 なお、18年10月からの営業開始を予定しているため、今期の連結業績に与える影響は無いとしている。

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