【株式市場】円高などで日経平均は反落し新規上場3銘柄はすべて初値つく

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の終値は1万9718円56銭(35円80銭安)、TOPIXは1585.05ポイント(7.20ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億7139万株

チャート11 24日前場の東京株式市場は、為替が対ドルで昨日夕方に比べて30銭前後の円高となり、株価指数の先物が朝から重い様子となり、日経平均は11時にかけて一時108円01銭安(1万9646円35銭)まで下げる場面があり、前日比では反落となった。主力株は高安混在となり、ファナック<6954>(東1)は堅調だった半面、トヨタ自動車<7203>(東1)は一時7日続伸で上場来高値を更新したが前引けは軟化した。

 セントラル硝子<4044>(東1)が業績予想の増額修正を好感して活況高となり、アクロディア<3823>(東マ)は新作ゲームの配信開始発表などが好感されてストップ高、一時5%高、ワイヤレスゲート<9419>(東マ)は相次ぐ提携や新製品が注目されて出直り我続いた。

◆新規上場の3銘柄はすべて初値がつく

RSTechnologies<3445>(東マ、売買単位100株)はシリコンウエハーの再生加工などが主事業で、9時39分に公開価格2750円を24%下回る2100円で初値がつき、その後は2480円まで上げ、前引けは2194円。

ファーストコーポレーション<1430>(東マ、売買単位100株)は分譲マンション事業を展開し、9時47分に公開価格1600円に対し25%高の2000円で初値がつき、その後2180円まで上げ、前引けは1851円。

 イード<6038>(東マ、売買単位100株)はネットでのマーケティングサービスなどを行ない、10時26分に公開価格1400円に対し46%高の2050円で初値がつき、その後2392円まで上げて前引けは2310円。

 東証1部の出来高概算は10億7139万株、売買代金は1兆3701億円。1部上場1876銘柄のうち、値上がり銘柄数は533銘柄、値下がり銘柄数は1219銘柄となった。

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