フマキラーは反発、昨日は決算発表後に下げたが一夜明けて見直される

株式市場 銘柄

■第1四半期、国内売上高は堅調だったがインドネシアなどで天候不順の影響

 フマキラー<4998>(東2)は9日、反発基調となり、取引開始後に1645円(32円高)をつけている。8日13時に第1四半期の連結決算(2018年4~6月)を発表し、前年同期比で営業利益が68%減だったことなどを受け、この日は117円安となったが、一夜明けて見直される展開になっている。

 第1四半期の売上高は、国内合計では前年同期比0.8%増の96.66億円となり堅調だったが、海外ではインドネシア市場が天候の影響を受けて減収となったこともあり、円貨ベースでは前年同期比16.4%減の41.88億円(為替変動の影響を除くと14.5%減)と振るわなかった。ただ、3月通期の連結業績見通しは期初の予想を継続し、売上高は前期比1.8%増の486.0億円、営業利益は同12.0%増の28.3億円、純利益も同7.8%増加を想定し、1株利益は113円45銭を据え置いた。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る