Eストアーの第1四半期は大幅増益、営業利益は33.5%増で着地

株式市場 銘柄

■自己株式の消却も発表

 Eストアー<4304>(JQS)は9日、19年3月期第1四半期の非連結業績及び自己株式の消却を発表した。

 第1四半期の売上高が前年同期比1.0%減の12億06百万円、営業利益が同33.5%増の1億44百万円、経常利益が同35.1%増の1億43百万円、四半期純利益が同36.0%増の97百万円だった。
 
 売上高は、戦略的に契約数量の増加よりむしろ契約品質(契約単価契約)の顧客獲得にシフトさせているマーケティングサービスが続伸し、横ばいとなった。利益面では、大きな投資を伴わない時期でもあり増益となった。

 事業別に見ると、マーケティングサービスでは、受託受注額が増加し、売上高は2億67百万円(同12.0%増)と続伸した。

 販売システムのショップサーブでは、既に過当競争となっていることから、店舗数より単価を重視した戦略にシフトさせており、店舗数は減少したが、1顧客店舗当たりの流通額は8%増加し、計画通りに推移している。

 19年3月期の業績予想は売上高が前期比9.8%増の55億40百万円、営業利益が同4.1%減の5億31百万円、経常利益が同8.7%減の5億31百万円、純利益が同10.7%減の3億67百万円としている。

 また同時に、自己株式の消却を発表し、消却する株式数は、発行済み株式総数に対する割合50.02%に当たる516万5,902 株。消却予定日は8月31日。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る