大塚家具が逆行高、台湾企業連合とも提携交渉と伝えられ再び材料含みに

株式市場 銘柄

■会社側は否定したが、TKPとの提携観測もあり思惑強まる

 大塚家具<8186>(JQS)は13日の後場、403円(13円高)で始まり、日経JASDAQ平均が2%安となる中で逆行高の反発となっている。前週末に「台湾企業連合と提携交渉」(日本経済新聞8月11日付朝刊)などと伝えられ、再び材料含みになってきたとの見方が出ている。

 報道によると、「台湾の能率集団が窓口となり、融資や出資など財務面の支援と海外販路の開拓や訪日外国人への営業強化などを検討している」という。大塚家具は11日午後、「当社が発表したものではない」とIR開示を発表したが、市場関係者の中には、交渉先が多く登場するほうが株価にとっては期待材料になる」との受け止め方がある。報道は、貸会議室大手のティーケーピー(TKP)<3479>(東マ)との提携交渉も進めているとした。(HC)

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