プレミアグループの第1四半期の本業に係る税引前利益は前年同期比146.5%と大幅増益

 プレミアグループ<7199>(東2)は14日、19年3月期第1四半期の決算発表を行った。営業収益は25億42百万円(前年同期比115.1%)、本業に係る税引前利益は6億61百万円(前年同期比146.5%)となり、本業に係る業績については増収増益の結果となった。

 同社は、前第1四半期において、関連会社のECLが発行したワラント権に伴うデリバティブ評価益を一時収益として3億56百万円計上し(通期では3億16百万円)、当第1四半期においては、IFRS第9号「金融商品」の適用により、保険取引の会計処理の影響による減損損失等を3億11百万円計上している。これらの影響を背景に、当第1四半期の税引前利益は前年同期比56.5%減の3億50百万円となったが、先に記載した通りの影響を控除すると、本業に係る業績は増収増益であり、基盤事業は順調に進捗しているといえるだろう。

 なお、同社は同日に、UcarPAC株式会社との営業連携についても発表している。カーライフのトータルサポートを推進する企業として、メイン顧客である中古車販売店に対し、サービスラインナップを拡大するのが狙い。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る