新日本科学が急伸、米国事業の再編など注目され戻り高値を更新

株式市場 銘柄

■「今後、当社の前臨床事業は主に国内施設において実施」などと発表

 新日本科学<2395>(東1)は16日、急反発し、14%高の553円(69円高)まで上げて戻り高値を更新。10時を過ぎても40円高前後で強い推移となっている。先に発表した第1四半期決算は、前年同期比で営業赤字が大きく改善し、経常・純利益は為替差益により黒字化。また、15日の夕方、米国事業の再編を発表し、注目が集まっている。

 米国事業の再編は、米国の前臨床事業会社であるSNBL USA(米国ワシントン州)を分社化し、北米企業への一部譲渡などを実施。「本事業再編後も100%米国子会社として継続し、(中略)米国事業の中核会社として(中略)中長期的に安定した収益を計上する形態となる」「今後、当社の前臨床事業は主に国内施設において実施することになる」とした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る