【銘柄フラッシュ】大塚家具が思惑高となり日本通信と日本テレホンは中古スマホ流通拡大政策など材料に活況高

株式市場 銘柄

 16日は、日本通信<9424>(東1)が12.0%高となり、東証1部の値上がり率1位。総務省がスマートフォンなどのナンバーポータブル(番号持ち運び乗換え)の手続きをネット化したり中古スマホ市場の育成を進める方針と伝えられ期待が高揚。

 東証1部の値上がり率2位は新日本科学<2395>(東1)の10.7%高となり、北米法人の再編・合理化の発表が材料視されて戻り高値を更新。

 3位は宅配寿司のライドオンエクスプレスホールディングス<6082>(東1)の7.0%高となり、4~6月の業績は増収減益だったが、夏に入っては猛暑のため外出を手控えて宅配を活用する動きが増加したと伝えられ7~9月に期待する動きが出たようで急反発。

 MCJ<6670>(東2)は8月初に四半期決算を好感して急伸した相場が絶妙な位置で調整を経て出直ってきたとされ、チャート妙味に加えて好業績の見直し買いが加わった様子で大きく出直り6.2%高。日本モーゲージサービス<7192>(東2)は連続最高益基調の業績と2017年夏以降の右肩上がり基調の中でウネリの谷間は絶好機などとされて5.9%高。

 ブランジスタ<6176>(東マ)は13時から突如急伸してストップ高の16.9%高。スマホクレーンゲーム「神の手」に関する発表があるのではないかなどと噂が乱舞。エクストリーム<6033>(東マ)はスマートフォンゲーム「ラングリッサー」への期待や中国向けからのライセンス収入の予想額などが材料視されて8月1日からほぼ毎日ストップ高となり、16日もストップ高の16.3%高。6倍超に。

 日本テレホン<9425>(JQS)は総務省がスマ―トフォンの中古端末流通市場の活性化を促す方針と伝えられて材料視されストップ高の21.9%高。平山ホールディングス<7781>(JQS)は連続最高益の見通しなどへの注目が衰えず12.7%高の大幅続伸。大塚家具<8186>(JQS)は思惑と憶測が先行の様子だが、後場一段ジリ高基調となり8.1%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1.  暖房機器、除雪商品などを展開し割安放置が目立つセクターにホームセンター株がある。PBRが1倍を割…
  2. ■背広の売れ行きが映す街角の景気シグナル  街角の景気実感を分析し、景気実態を明らかにする経済指標…
  3. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  4. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る