【株式市場】朝方の円高が後退し日経平均は反発するがTOPIXやマザーズ指数は軟調

株式

◆日経平均の終値は2万2219円73銭(20円73銭高)、TOPIXは1685.42ポイント(6.73ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億6753万株

チャート6 21日後場の東京株式市場は、午前中の円高基調が後退し、昼頃から安定的に1ドル110円台に戻ったことなどを受け、日産自動車<7201>(東1)が再び堅調に転じてジリ高傾向となるなど、円安享受株の一角に動きが出た。日経平均は堅調に転じて始まり、13時にかけて107円83銭高(2万2306円83銭)まで上げ、大引けまで強もみ合いを継続して反発した。ただ、TOPIXは小安く、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均もそろって安い。

 オープンドア<3926>(東1)が第1四半期の大幅増益などを評価し直される形で前場上げたまま高水準で推移し、メディアシーク<4824>(東マ)は政府がQRコードによる電子決済の普及を推進するとの報道が材料視されてストップ高。JALCOホールディングス<6625>(JQS)は9月末現在の株主から優待制度を開始することなどが言われて大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は10億6753万株(前引けは4億9033万株)。売買代金は1兆9210億円(前引けは8010億円)。1部上場2104銘柄のうち、値上がり銘柄数は563(前引けは532)銘柄、値下がり銘柄数は1455(同1483)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は9業種となり、値上がり率上位の業種は、医薬品、パルプ・紙、証券・商品先物、化学、その他金融、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る