エンバイオ・HDは中国の水処理・土壌修復会社との提携が注目され出直り強める

株式市場 銘柄

■中国子会社が技術協力契約を結びコンサルティングや工法設計、機器提供など実施

 エンバイオ・ホールディングス(エンバイオ・HD)<6092>(東マ)は30日、11%高の1193円(117円高)まで上げて再び出直りを強め、14時30分を過ぎても8%高(88円高)前後で強い展開となっている。汚染土壌の浄化などを行い、29日付で、中国の100%子会社が中科核潤(陜西)生態環境有限公司(陜西省西安市、中科核潤)と土壌修復事業に関する技術協力契約を締結したと発表。受注の一挙拡大などが期待されている。

 発表によると、技術協力する中科核潤は、原子力事業等を手がける中陜核工業集団公司の傘下で新エネルギー事業を手がける陜西華浩軒新能源科技開発有限公司と、中国科学院城市環境研究所との合弁企業。水処理、固形廃棄物処理、土壌修復事業を手がけている。

 これにより、中国子会社は、中科核潤が陜西省など中国北西部6省と内モンゴル自治区で受注する土壌修復工事に関わるコンサルティング、工法設計、監理及び提案した工法で用いる浄化設備機器等の供給を行っていく。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る