サインポストはJCBとの「ワンダーレジ」実証試験が注目されて急伸

株式市場 銘柄

■商品を置くだけで品目の識別から支払金額の計算・決済まで完結

 サインポスト<3996>(東マ)は4日、一時13%高の3475円(415円高)まで上げたあとも3300円台で推移し、戻り高値を更新した。3日付で、クレジットカード大手JCB(株式会社ジェーシービー:東京都港区)と共同でAIレジ「ワンダーレジ」の実証実験を行うと発表。出来高も急増している。

 発表によると、サインポストが開発した設置型AIレジ「Wonder Register」(ワンダーレジ)」をJCBのオフィス内の店舗や食堂等に設置し、社員が日常的に商品等をワンダーレジで購入し、その利便性や実用性を検証する。そして、この検証結果を参考に、より多くの企業にワンダーレジの導入を提案するとともに、生体認証決済をはじめ決済方法の拡充を検討していく。2018年9月下旬から、JCB高田馬場オフィス内で実施する。

 ワンダーレジは、画像認識技術とAI技術を活用し、利用客がレジに商品を置くだけで商品の識別から支払金額の計算、決済まで完結できるAIシステム。(HC)

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