クックビズは底打ちして出直り期待、飲食関連に特化した転職サイトを運営
- 2018/9/5 06:22
- 株式投資ニュース
クックビズ<6558>(東マ)は飲食関連に特化した転職サイト「クックビズ」を運営している。18年11月期は先行投資負担で減益予想だが、成約件数の増加で大幅増収予想である。株価は17年11月IPO時の高値から4分の1水準で底打ち感を強めている。出直りを期待したい。
■飲食関連に特化した転職サイト「クックビズ」を運営
飲食関連に特化した転職サイト「クックビズ」を運営し、人材サービス事業(人材紹介事業および求人広告事業)を展開している。新規事業では、飲食業界で働く人向け研修「クックビズフードカレッジ」事業、料理人・シェフ向けSNSサービス「Foodion」も展開している。
■18年11月期は先行投資負担で減益だが大幅増収予想
18年11月期の非連結業績予想は売上高が17年11月期比27.5%増の26億36百万円、営業利益が57.2%減の1億14百万円、経常利益が56.8%減の1億14百万円、純利益が57.1%減の73百万円としている。
オフィス増床移転、人材投資に伴う人件費の増加、広告宣伝費の増加などの先行投資負担で減益予想だが、成約件数増加や求人広告出稿増加で大幅増収予想である。
第2四半期累計は売上高が11億72百万円、営業利益が57百万円で、通期予想に対する進捗率は売上高が44.4%、営業利益が50.5%と順調だった。
■株価は底打ち感
株価は8月16日の安値1693円まで下押したが、その後は反発して2000円台まで戻した。IPO時の17年11月高値6750円から4分の1水準で底打ち感を強めている。9月4日の終値は2000円、今期予想PERは約59倍、時価総額は約44億円である。出直りを期待したい。